すんの野球日記

横浜在住の暇人が野球について書いてるブログ

2023春 首都大学野球連盟2部 チーム紹介②

明星大学

昨年度成績 春 3位 秋 6位

 

 

 

投手

松井颯(現読売ジャイアンツ )をはじめ昨年の核を担った4年生が卒業。

そんな中で投手陣の中心として期待されるのは杉内太一(4年・細田学園)。2年春のデビュー以降サイドからキレのあるストレートと変化の大きいスライダーで実績を積み重ねてきた。経験はチーム随一なだけに先発、リリーフと起用法が注目される。

また新エース候補には大嶋風我(4・藤沢翔陵)も。昨秋の獨協大戦でリーグ戦デビューを飾るとMAX144キロを計測。スッと伸びるストレートは権田琉成(現TDK)、松井颯の系譜に乗りそう。

昨年注目された谷井一郎の弟・谷井翼(2・堀越)も注目株。

サイドから140キロを超えるストレートにブレーキの効いたチェンジアップを操り打者を翻弄。

他にも昨春の好投が記憶に新しい柳沼勇輝(3・帝京)、国士舘高時代から130キロ中盤のストレートが注目された野村楓(2・国士舘)、新人戦の日本体育大戦で先発を任された期待の左腕・小澤玲央(3・桐光学園)、同じく新人戦で好投を見せた中林陸(3・浦和学院)、変速右腕・西方翔(3・明星学苑明星)、MAX142キロの速球で注目の加藤宇(1・堀越)等候補は多い。

伝統の投手力を今年も見せつけてほしい。


捕手

越村、狩野、渋谷と4年生がごそっと抜けた捕手陣は熾烈な争いが繰り広げられそう。

打力に優れた原田隆太郎(3・樟南)や新人戦で良い動きを見せた古川武蔵(3・浦和実業)の名前が上がるが誰が正捕手の座を掴んでもおかしくない。

鵜飼陽太(1・帝京)がオープン戦ではA戦で積極的に起用されており、レギュラー奪取の可能性も。

 


内野手

昨年から主力が多く残る陣容は侮れない。

1年生ながら遊撃手のレギュラーとして抜群の動きを見せた辻航平(2・箕島)を筆頭に昨秋の4番・竹安志浩(3・日大明誠)、守備の安定感に加えパンチ力もついた伊藤優(3・国士舘)と隙がない。

能力はチーム随一の藤田陸来(4・北海)、ゲームキャプテンとしてチームを任される小久保昴(4・日大三)、スラッガー・藤波怜央(4・帝京)と4年生も負けてはいない。

2年生の強打者・渡邉賢之介(2・花咲徳栄)、吉村昇磨(2・実践学園)や1年生の永瀬開(1・日大三)は出場すれば大化けしそうな気配。

夏の甲子園では攻守に輝きを見せた荒江思優(1・聖望学園)も辻のように早いうちから出番がありそうな実践派。

チームキャプテン・寺尾汐太(4・明星学苑明星)は誰よりも声を出してチームを盛り上げる。

誰よりもチームになくてはならない存在だ。


外野手

昨秋チームトップの7打点を上げ本塁打も記録した若林奏楽(3・日大明誠)、昨年10/16獨協大のデビュー戦ではいきなり5番で起用された今季の4番候補・佐藤優真(2・東海大相模)は部内屈指の実力者。

思い切りの良いスイングと両翼をそつなくこなす中村遼(3・中京)、外野全ポジションを守れる俊足強肩の松井誠英(3・叡明)もおり外野の層は厚い。地元日野から進学した二刀流・廣岡太平(1・日野)は打者として強肩強打を見せつける。

平野将吾(4・日大三)、藤好悠(4・静岡商業)はついに最終学年。

両者ともに実力を出し切れていないがポテンシャルは無限大なだけに最終年の爆発を。

 

すん的注目選手

投手:大嶋風我(4年・藤沢翔陵

昨秋の初登板で140キロ台中盤を計測した。

冬のトレーニング次第では150キロまで手が届きそうな新エース候補。

野手:竹安志浩(3年・日大明誠

昨春最終戦では痺れる初本塁打を放った。

長打力は間違いない。確実性を上げて、真の4番へ。


Pick up freshman

鈴木羚也(1年・花咲徳栄

130キロ台後半のストレートをテンポ良く投げ込む好右腕。

高校、大学の先輩・松井颯のような成長でNPBまで駆け上がれ!

 

大東文化大学

昨年度成績 春 7位 秋 7位

 


投手

昨春、2勝 防御率1.83と活躍を見せた中川竜哉(3・土浦日大)と先発、リリーフとどちらでも安定感のある投球の小林秀行(3・甲府工業)の両3年生の出来が鍵を握る。

引っ張って行きたい4年生は松嶋謙太郎(4・足利)や畠田元晴(4・黒沢尻北)、大澤優人(4・長野俊英)等リーグ戦経験組がどこまで回せるか。

長身右腕・小栗武尊(4・千葉明徳)も気付けばラストイヤー。

開幕投手ながら不完全燃焼に終わった昨季を払拭する活躍を。

西村駿杜(2・新潟産大付)、奥濱宏平(1・生光学園)等豊かな素質の若手投手にも期待。

190cmの大型右腕・新庄涼基(3・大阪偕星)もそろそろ出てくるか。


捕手

宮川凌太の卒業で空席になった正捕手の座を昨季経験を積んだ波田野大愛(3・浜田)と山田草平(4・聖パウロ)が争う図か。

強肩を活かした送球と広角に鋭い打球を飛ばすパワーが魅力の波田野は昨季のデビュー以降新人戦でもフルイニング出場、帝京大に勝利と経験を積み重ねた。

一方の山田草も昨春は宮川と併用され打率.368を記録。

秋は出場を減らしたものの安定感のあるリードで勝利へ導く。

 

内野手

北澤侑樹(4・常総学院)、宗像将(3・駿台甲府)、森本修都(3・光泉カトリック)と強打者が揃う打線は恐さ十分。

特に森本は高校時代は二刀流で注目されたスラッガー。昨年リーグ戦での4番起用も期待の表れ。今年は豪快なアーチが量産される予感。

内野複数ポジションを守れる巧打者・篠木隆馬(3・大阪偕星)や細呂木健(4・遊学館)、石渡耀(4・土浦日大)のようなユーティリティプレイヤーがいることも大東文化大の強みの一つ。

青木翔夢(1・長野日大)は走攻守が高いレベルで揃っており、1年から起用される可能性も十分。

池田龍心(3・浦和学院)も今年は代打では終わらない。

 


外野手

卒業した白石以外はレギュラーが固定されておらず今年も併用が続きそうな予感。

昨年出場機会の多かった聲高太陽(4・鳥取城北)が現状は最もレギュラー近い存在か。

中島啓太(4・佐野日大)、岡本和城(4・東海大市原望洋)、池田悠真(4・花咲徳栄)、荻原大輝(3・袋井)、オコーリジャスティス健(3・浦和学院)等々が横一線で争うことに。

塙光悟(1・山村学園)等力のある新入生が早速起用される可能性も。

 

すん的注目選手

投手:小栗武尊(4年・千葉明徳)

去年は開幕投手を務めながら調子が上がらず悔しい一年に。

長身から投げ下ろす角度のあるボールは魅力的なだけに、暴れすぎないような投球を。
野手:森本修都(3年・光泉カトリック

豪快なスイングは当たれば鋭い打球が弾丸のように飛んでいく。

今年はホームランと全試合4番として出場を目指したい!!


Pick up freshman

奥濱宏平(1年・生光学園

ゲームメイク能力に長けたMAX142キロの本格派右腕。

疲れてきても気合いで投げ切るタフネスは大学では重宝されるはず。

 

 

玉川大学

昨年度成績 春 10位 秋 8位

 


投手

中心になるのは今年も4年生になりそう。

舟久保寛太(4・吉田)は春はリリーフとして活躍すると秋は1試合の登板ながら先発として5回3失点と試合を作った。

MAX147キロの直球だけでなく緩急を活かした投球で勝ち星を狙う。

舟久保とは逆に春は先発として5/8城西大戦で好投を見せ、秋はリリーフとして活躍を見せた東野一志(4・東京成徳大高)もチームを引っ張る存在。

DeNA三浦大輔監督の息子・三浦澪央斗(4・平塚学園)も気付けば最終学年。

お父さんそっくりのきれいなフォームで丁寧な投球を見せる。

リリーフで4試合に登板した菊池健太(2・帝京長岡)、カーブの使い方が秀逸な村山幸緒(2・八千代松陰)の両2年生も4年生に次ぐ活躍が期待される。

経験ある投手が少ないため新戦力がどこまで出てくるかで順位が大きく変わってきそう。

 


捕手

昨年は我妻とレギュラーを争った赤城豪(4・日大豊山)が一歩リード。

挑戦するのは飯島寛登(2・前橋育英)か。

二塁送球は正確に低く伸びる。打撃面でも粘ることができる。

新人戦では盗塁を複数回阻止。リーグ戦でも注目の選手だ。

また代打起用もあった野村一真(4・國學院栃木)も打てる捕手として名前が上がる。

 


内野手

春の1本から秋は3本と本塁打を量産した上田大誠(4・小松(愛媛))は4番候補筆頭。

持ち前の長打力にミート力も格段にアップし玉川大の歴代でも屈指の強打者に。

遊撃手候補一番手は米山温人(2・日本文理)。

リーグ戦、新人戦と広い守備範囲と堅実な守備を見せた職人が卒業した鹿嶋の穴を埋められるか。

当て感の良さと俊足の久保柊人(3・花巻東)や昨秋、二塁のレギュラーを掴んだ佐々木雄大(4・三重)、小技のできる清川塁哉(4・藤沢翔陵)をはじめ上田以外は絶対的といえる選手がいないため誰が抜け出すのか楽しみ。

そして安ケ平琉希(2・花巻東)、福田航(2・宇都宮短大付)等新人戦で活躍した選手がどれだけ通用するか。

黒川颯斗(4・学法石川)は今年こそ一年を通してやってもらわなければ困る存在。

 


外野手

下級生から主力だった杉崎や伊藤が卒業。

新たな玉川大外野陣が形成される。

中でも結果を残しそうなのがリードオフマン候補の加藤豪(3・健大高崎)。

元々の健脚に高校伝統の機動破壊で身につけた走塁技術は必見。常に次を狙う走塁意識の高さも相手にとっては嫌な存在だ。

同校出身で俊走塁技術と意識は負けない信澤亮太(4・健大高崎)や新人戦で大活躍したクリーンナップ候補・大岩龍輝(2・藤枝明誠)、走攻守のバランス良しの犬島勇飛(3・桐蔭学園)とこちらも誰が抜け出すか。

 

すん的注目選手

投手:三浦澪央斗(4年・平塚学園)

ハマの番長三浦大輔DeNAを継ぐ本格派。

番長の息子では無く、三浦澪央斗の名を轟かせる活躍を!

野手:加藤豪(3年・健大高崎

健大高崎の代名詞・軌道破壊を首都2部へ持ってきた。走塁・盗塁の技術はリーグトップクラスの韋駄天


Pick up freshman

(1年・)

 

足利大学

昨年度成績 春 6位 秋 9位

 


投手

エース・高橋勇人が卒業。新エースの登場から望まれる。

第一候補は土屋呉巴(3・小諸商業)。

ストレートは130キロ台ながら制球力と

またノビのあるストレートを投げる権田大智(3・上田西)は秋4試合に登板。

黒坂大希(2・那須清峰)も期待の左腕。高校時代にMAX144キロを計測した速球派は昨春の成城大戦でデビューも1回途中で降板。

チームからの期待の大きさを感じるだけに小さくまとまらず、インコースを突くストレートに期待したい。

落差のあるチェンジアップが武器の左腕・丹野光明(3・聖和学園)や変化球でカウントが取れる星名恒(2・熊谷商業)も登板機会を増やしていくはず。

140キロを超える速球と緩い変化球でゲームメイクする大和田凌司(2・郡山北工業)も先発ローテーションに食い込みそう。

新入生では中村真都(1・飯山)がエース級の素質有り。

 

捕手

青木優弥(4・丸子修学館)が筆頭。

昨季中盤までは打撃を見込まれ一塁手や代打として起用されると10/8の玉川大戦からは捕手としてスタメン起用。

10/16の大東文化大戦では4番も任された。

対抗馬は山崎晃汰(2・東京学館新潟)。

新人戦では2試合フルイニング出場。帝京大戦では2安打とそのスイングには魅力十分。

強肩を活かして中堅手起用の藤田侑大(2・創学館)も登録は捕手。

捕手として試合出場も考えられるか。

 


内野手

昨季のレギュラー格が多く残る陣容。

遊撃手の八ッ代統也(2・宮崎第一)、長澤拓未(3・鶴岡工業)や一塁手の中島幸太(3・安中総合)と萩原侑己(4・勢多農林)、奈良雄一郎(4・上田西)、三塁手の北村玲苑(4・桐生南)と奈良雄一郎等争いはどのポジションも激しい。

注目は大日方優介が卒業した二塁手

巧打好守の萩原智弥(4・嬬恋)や小技の上手い清住柚稀(2・小諸商業)がレギュラーの座を賭け鎬を削る。

 


外野手

荒川耀(4・海星(三重))に次ぐ選手の台頭が望まれる。

指名打者起用が多い俊足の矢ヶ崎大河(2・駿台甲府)や捕手登録ながら中堅手を任される藤田侑大(2・創学館)、攻守にアグレッシブなプレーを見せる清水大輔(3・川越工業)が有力候補。

特に矢ヶ崎は昨春、昨秋、新人戦と少ない試合ながら1番として試合出場。リードオフマンとして定着を目指したい。

高校時代は強豪で4番も任された岡野元飛(2・岡山学芸館)の台頭にも期待せずにはいられない。

 

すん的注目選手

投手:大和田凌司(2年・郡山北工業)

MAX140キロのストレートは抜群だが決して豪球派ではない。

緩急をきっちり使い分ける投球でチームを勝利に導く。

野手:萩原智弥(4年・嬬恋)

高校時代から評判の好守巧打の二塁手も気付けばラストイヤー。

チームで誰よりも努力を続ける漢が今こそ開花するのでは。

Pick up freshman

中村真都(1年・飯山)

ボールゾーンからストライクゾーンへ入ってくるバックドア

時たま高めに浮いてしまうボールを減らせれば大エースになれる!!

 

成城大

昨年度成績 春 8位 秋 10位

 


投手

昨年は春秋通じてほとんどのイニングを4年生が投げた。

投手登録の選手が少なく今年は新入生を含め野手陣もフル回転が考えられる。

その中で期待なのが壬生健太朗(2・八戸)。

リーグ戦では9/4の帝京大戦で1/3イニングを被安打3 1失点と苦いデビューとなったが新人戦では好投。

180cmの長身を器用に使うアンダースローで相手を幻惑する投球を。

また昨春登板経験ありの和田悠佑(4・秦野)も今年は最上級生として登板機会が増えるはず。

クリーンナップとして活躍しながらリーグ戦のマウンドにも立った笹沼大輝(3・横浜隼人)、同じく新人戦で登板の高島率(3・成城学園)、菊地峻太朗(2・西武文理)もまた投球機会があるかも。

 


捕手

長嶋健輔(2・市原中央)が経験値では一歩リード。

昨秋は4試合に途中出場。1年生ながら先輩投手相手に必死のリードを見せた。

昨春のリーグ戦に出場した関根和大(3・東農大三)や新人戦で出場機会の勝永朋希(3・多摩平聖ヶ丘)にもチャンスあり。

吉田慎之介のような絶対的捕手になるのは誰か。

 


内野手

1年秋にベストナイン、2年春は2本塁打、2年秋も.300到達と高いレベルで安定する伊藤哲平(3・川越東)が打線の核。

また長打力はチームトップクラスの笹沼大輝(3・横浜隼人)、クリーンナップを任される薄井鴻輝(4・専大松戸)が伊藤の後に控えている打線は決して侮ることなかれ。

二遊間をテンポ良く守る井深大地(3・横浜栄)、昨春は指名打者として全試合出場の石川大希(4・春日部共栄)、同じく昨春は主に代打で.375と結果を残した舘重憲(4・春日部共栄)、二塁手として軽快な守備を見せる磯木慶人(2・鎌倉学園)等確実性を磨ければ一癖も二癖もある打線が完成する。

 


外野手

俊足の先頭打者・宮崎健人(4・専大松戸)、同じく俊足が光る菊地峻太朗(2・西武文理)、昨春中盤から主力に定着し、昨秋は10/1足利大戦での4打点で唯一の勝利に貢献した小久保寛汰(3・袋井)に秋に打撃面の成長を見せた吉田悠人(3・安房)がレギュラー争いをリードか。

代打に代走になんでもこなした茶本光太郎(4・伊東)、河西亮吾(4・八王子)もレギュラー取りへ。

 

すん的注目選手

投手:壬生健太朗(2年・八戸)

長身を余すことなく使ってアンダースローから放られるボールはタイミングがとりづらい。

厳しいところに投げるコントロールがつけば無双も!?
野手:笹沼大輝(3年・横浜隼人

昨季は打者としてホームランを打ったと思ったら、投手としてマウンドにも上がるフル回転ぶり。

今季は二刀流に本格挑戦。夢は大きく目指せ大谷翔平!!


Pick up freshman

(1年・)