すんの野球日記

横浜在住の暇人が野球について書いてるブログ

2019年8月 模擬ドラフト 進学・就職者リスト

これは8月31日に行われる模擬ドラフトで進学・就職の情報が出ているため指名を禁止する選手のリストです。山梨学院野村や履正社野口等、まだ明確な情報が出ていない選手は含んでいませんのでご了承ください。また、自分が見逃している場合もありますのでリストに入れたほうが良い選手がいましたらコメントお願い致します。

 

名前 ポジション 所属
能登 嵩都 投手 旭川大高・北海道
桃枝 丈 投手 北照・北海道
大栄 陽人 投手 仙台育英・宮城
岩本 大地 投手 石岡一・茨城
梶塚 彪雅 投手 前橋育英・群馬
村田 賢一 投手 春日部共栄・埼玉
飯塚 脩人 投手 習志野・千葉
細野 晴希 投手 東亜学園・東京
中村 晃太朗 投手 東海大菅生・東京
谷村 然 投手 桐光学園・神奈川
荒井 大地 投手 高岡商業・富山
小川 琳太郎 投手 小松・石川
市川 大晴 投手 常葉橘・静岡
磯貝 和賢 投手 中部大第一・愛知
山田 絋太郎 投手 西尾東・愛知
降井 隼斗 投手 津田学園・三重
林 優樹 投手 近江・滋賀
上田 大河 投手 大商大高・大阪
茶谷 哲平 投手 西宮東・兵庫
藤本 竜輝 投手 社・兵庫
照峰 賢也 投手 姫路南・兵庫
杉戸 理斗 投手 明石商業・兵庫
中島 大陽 投手 神港学園・兵庫
谷脇 弘起 投手 那賀・和歌山
河野 佳 投手 広陵・広島
浮橋 幸太 投手 富岡西・徳島
西野 知輝  投手 鳴門・徳島
香川 卓摩 投手 高松商業・香川
坂元 創 投手 春日・福岡
西舘 昂汰 投手 筑陽学園・福岡
江越 永輝 投手 海星・長崎
黒木 拓馬 投手 富島・宮崎
立石 翔斗 捕手 作新学院・栃木
菅原 謙伸 捕手 花咲徳栄・埼玉
小山 翔輝 捕手 東海大菅生・東京
善波 力 捕手 慶応・神奈川
有馬 諒 捕手 近江・滋賀
進藤 勇也 捕手 筑陽学園・福岡
菅原 礼央 内野手 旭川大高・北海道
下山 昂大 内野手 八戸学院光星・青森
石井 巧 内野手 作新学院・栃木
一柳 大地 内野手 星槎国際・神奈川
金城 飛龍 内野手 東海大相模・神奈川
杉田 翔太郎 内野手 敦賀気比・福井
相沢 利俊 内野手 山梨学院・山梨
重宮 涼 内野手 明石商業・兵庫
坂下 翔馬 内野手 智辯学園・奈良
酒井 隼平 内野手 宇部鴻城・山口
松浦 佑星 内野手 富島・宮崎
齋藤 來音 外野手 静岡・静岡
住谷 湧也 外野手 近江・滋賀
中野 波来 外野手 大阪桐蔭・大阪
柴野 琉生 外野手 神戸国際大付・兵庫
浦 和博 外野手 鳴門・徳島
渕上 佳輝 投手 星槎道都大・札幌学生
高橋 亮吾 投手 慶応義塾大・東京六大学
田中 誠也 投手 立教大・東京六大学
尾崎 修志 投手 高知工科大・四国地区大学
添田 真海 内野手 明治大・東京六大学

模擬ドラフト参加と結果発表(西武編)

こんにちは‼セスです!

今回は前回言った通り西武の指名結果と意図について書きたいと思います。

 

埼玉西武の指名結果‼

1位     森下 暢仁 投手  明治大学

外れ1位   河野 竜生 投手  JFE西日本

外れ外れ1位 杉山 晃基 投手  創価大学

2位     森  敬斗 内野手 桐蔭学園高校

3位     北山 比呂 投手  日本体育大学

4位     谷川 刀麻 外野手 近畿大学

5位     平岡 航  投手  伯和ビクトリーズ

6位     杉尾 剛史 投手  宮崎産業経営大学

7位     友田 佑卓 捕手  九州学院高校

8位     米山 魁乙 投手  昌平高校

 

では同様にまず西武の年齢分布をみていきます。

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2019 西武年齢分布

そして各ポジションの年齢分布から見る補強ポイント!!

・右投手(支配下27名、育成2名、計29名)

31歳まで満遍なく選手がおり、1軍経験者も多い。ローテーションに今井、高橋光、松本航ら若い投手が多い。伊藤、今井の同世代がおすすめ。

・左投手(支配下9名、育成2名、計11名)

こちらも各年代に選手がいるが、藤田の下がだいぶ空いている。藤田の指名から3年がたっているので高卒左腕は必要か。

・捕手

30歳までは1~2歳おきに選手がいる。裏を返すとどこの年代も1~2歳空いているので社会人。大卒、高卒とどこで取っても良い。

内野手

ここ2年で取った高卒は左打。また22歳から25歳の世代は右打と世代によって打ち方がはっきりしている。各世代の逆を行く指名が必要か。主力が20代中盤なのでしっかりと今のうちから準備を。

・外野手

若い世代は愛斗以外左打。また24~25歳の外野手が不在。獲得があるとすれば高卒から社会人で右打の外野手か。

 

ここから過去10年のポジション別、出身別の表です。その年の候補にもよりますし、補強の状況にもよりますのであくままでも参考程度でお願いします。

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ポジション別、

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出身別

ここから現状を踏まえて、ドラフトを考えていきます。

・先発

昨年の最多勝多和田が大不振。高橋光、今井、松本航、本田ら若い投手がローテーションを守っているがいずれも防御率4点台と物足りない。防御率3点台がニールのみ、十亀がFA権取得と補強は必須。ローテーションは右腕ばかりなので左腕の先発が欲しいが、実力派の投手は右左関係なく指名するべき。即戦力メインで。

・救援

平井、増田がフル回転。特に平井は試合展開に関わらず登板しているので来年に影響が出ることも考えなければならない。右は森脇、マーティン、左は小川、佐野らが30試合前後の登板。平良も頭角を現してきた。野田、武隈、ヒースが控えているが層が厚いとは言えないのでこちらも即戦力の獲得は欠かせない。国場や田村が一本立ちすれば楽になるが。

・捕手

捕手が足りなくなり星コーチをシーズン途中に育成契約。炭谷の移籍で層が薄くなり、岡田の怪我で第二捕手不在、森が出続けるということになっている。牧野、齋藤誠が育成段階という点を考えれば大卒、社会人での捕手が必要か。駒月次第では高卒捕手も考えられる。

内野手

外崎、源田、山川と20代中盤に主力が揃う。中村の後釜も佐藤を1軍で使いながら2軍では西川を育成。が控えの層が薄く、似たようなタイプの選手が多い。山野辺や呉が定着できれば状況は変わってくるが即戦力内野手を獲得する必要もあるかも。

また、金子一、山田らが伸び悩み2軍の内野手が足りていない状況からトッププロスペクトの内野手も必要。スラッガー候補も不足。

・外野手

秋山にFAの可能性。木村、金子、栗山と主力も中堅~ベテランであり、若手の突き上げが必要。鈴木、愛斗、高木渉、戸川、川越と候補はいるものの中々1軍で結果を残せない。また秋山の後釜となるセンターを守れるビジョンがなかなか見えないので、即戦力でセンターを守れる外野手は必要。秋山の穴は大きい。内野手と同じくスラッガー候補が不足。

 

退団予想(赤字は育成選手)

・投手

カスティーヨ、ヒース、高木勇、南川、松本、藤田(育成契約)

・捕手

内野手

メヒア、金子一、水口

・外野手

斉藤彰

支配下10名、育成1名、計11名

 

上記の補強ポイントを考えて模擬ドラフトへ臨んだ。

 

1位     森下暢仁 投手 明治大学

外れ1位   河野竜生 投手 JFE西日本

外れ外れ1位 杉山晃基 投手 創価大学

想定 森下>河野>太田or立野>宮川or杉山

 1位入札候補は佐々木、奥川、森下、河野の4名。佐々木、奥川の両腕は圧倒的なプロスペクトであり、非常に魅力的ではあるが先発が全く足りていない現状では即戦力を優先すべきと考え森下、河野へ絞った。左腕が不足しているため一本釣りを狙って河野の指名も考えたが、都市対抗の出来を考え外れ1位まで残っているかなと考え森下を指名。森下を外した後は上記の優先度で考えており、これに従って杉山を指名。

杉山は模擬ドラフトで1位で出てくることは少ないが、西武に最も必要な勝てる投手。

大学では1年春から登板し通算22勝1敗。主戦投手となった2年春以降は全勝とまさに敵なし。課題の全国大会でも今年結果を残した。150㎞超の速球で押す投球と変化球でかわす投球を使い分けられ、柔でも剛でも対応可能。先発として見ているが短いイニング

を速球で押すリリーフでも良いかも。

 

2位 森敬斗 内野手 桐蔭学園高校

想定 坂本>津森>森>高部

1位で河野が取れなかったので、左腕の坂本を指名予定も直前で阪神が指名。即戦力として狙っていた津森も指名済みだったので、西武の将来を支えるトッププロスペクトに狙いを切り替えた。綱島や山田が2軍ではショートを守っているが少し物足りない。また若手内野手自体少ないので指名は必要だと考えた。森の指名は西武が熱をあげているから。今年の高校生遊撃手では群を抜いてポテンシャルが高く、U-18ではセンターを守るなど複数ポジションをこなせる。勝負強さも光り秋季関東大会での満塁弾のようにここぞの場面での打撃は素晴らしい。深い打球にも追いつき、的確な送球でアウトにする俊足強肩で浅村(現楽天)のようにポジションに拘らず出場機会を増やしていき、ゆくゆくは正遊撃手として松井(現西武2軍監督)、中島(現巨人)らのようになってほしい逸材。イケメンなので女性ファン獲得にも一役買ってほしい。

 

3位 北山比呂 投手 日本体育大学

想定 高部>柳町浜屋>村西

この順位は秋山の後釜を獲得できればラッキーと考えていたが3巡目の序盤で消えたため直前まで浜屋の指名を検討。しかし、北山が残っていたため方針を変更して指名した。左腕は確かに必要だが右左関係なく良い投手を集めるのが正解だと思っているので迷いはなかった。また浜屋は4~5位まで残っている可能性もあったので北山にした。

これでもかという程に腕を振って繰り出される直球の威力は抜群。スライダーやカーブもあるが1番の武器は直球なので押していく投球に期待。1イニングで打ち崩すのは難しく、スタミナにも不安があったためセットアッパー、ストッパーとしての役割を任せたいが、春季リーグでは初完封など主に先発として5勝。もう1球勝負できる球が増えれば先発としても使えそう。

 

4位 谷川刀麻 外野手 近畿大学

この順位からは上位で取れなかった補強ポイントをその時に残っている選手の中から指名。秋山の後釜としてリストアップしていたのが高部、柳町とこの谷川で5位では残らないと判断して指名した。

谷川は難しい球も捉えスタンドへ届けるバッティングセンスが魅力。長打率も高く、足も速いのでどの打順を打たせても相手には恐怖。守備面も肩が強く、安定している。大学では主にライトを守っているが高校時代はセンターを守っており持ち前のセンスから問題ないと思われる。また秋山の後釜なので高打率を保ちつつ長打もあるという選手を選びたかった。今いる若手も伸びてきてはいるがライトやDHでの活躍を期待してい選手も多い。谷川が取れなかった場合は下位で八戸学院大学北畠を指名予定。

和歌山大学田淵も盗塁の技術が高く候補に入れていた。

 

5位 平岡航 投手 伯和ビクトリーズ

ここは即戦力左腕の枠。細身で1年間投げるスタミナには不安を覚えるが、ゲームメイク能力に長ける姿は大貫(現DeNA)のよう。スライダーで三振を取れる点も評価対象。コントロールも良く大崩れしないので計算しやすい。そして最も平岡を評価したのは伸びしろ。大卒社会人ながら開花したのは社会人になってから。社会人ながらまだ体もできていないので、プロのトレーニングで体が出来上がればもう1ランク上の投手になれる。仙台大大関、小林も候補だった。明星大野村も球質が重く面白い左腕だが即戦力というには物足りないか。

 

6位 杉尾剛史 投手 宮崎産業経営大学

ここは残っている即戦力投手の中で好みの投手を指名。杉尾は全日本大学選手権で昨年は創価大を破り九産大に好投、今年は環太平洋大を破り東海大に好投と全国の強豪相手に堂々の投球を見せている。カーブ、スライダー、ワンシーム等変化球も多彩で打者をよく見た頭脳的な投球は即戦力。フィールディングにも不安はなく先発としてのスタミナも十分。甲子園にも出場しており大舞台に慣れている点、強豪からの誘いを断り地元で全国を目指すガッツもプラス評価。

石巻専修大菅野、共栄大清水、國學院大横山、吉村らも候補だったが全国での経験を評価した。

 

7位 友田佑卓 捕手 九州学院高校

捕手は大社捕手を狙おうと思っていたがここまで高卒のスラッガー候補を獲得できなかったこともありどちらの役割もこなせる友田を指名。

村上(現ヤクルト)、高山(元西武)、吉本(元ダイエー)等下級生から4番を任せることの多い九州学院でこの友田も4番を打ちました。スムーズな体重移動から上手くバットにのせて、振り切る打撃はトップレベル。守備面はスローイングがキレイで速い。地肩が強くないのをカバーできる。サードや外野へのコンバートもあり。

スラッガー候補は埼玉栄の和田や常総学院の菊田、創成館深見を。捕手は守備型では函館大沼上、打撃型では大体大出雲を候補としていました。井上は甲子園前だったので4位くらいで取れたらと甘い見積もりをしていました。

 

8位 米山魁乙 投手 昌平高校

最後は育成枠のつもりで地元の好素材を指名。渡邉、西川、愛斗、佐野と埼玉の高校・大学からの指名が続いており、そこも考えた。

スピードガンでは測れない速さを持ち、ストレートで勝負できる左腕。フォームも球の出所が見えづらい。個人的にはリリーフ向きかと思っている。

地元枠では東農大三飯島や山村学園和田などが他にもいたが、最も早く出てきそうと感じたことと直球で勝負できる左腕という点で米山に決定。

 

以上です。

全体としてはどうなんだろう………?

大卒捕手は一人ほしかったなと思いましたし、もっとうまい立ち回りができたのではないかとは思います。

ご意見いただけると助かりますのでぜひお願いします!

 

 

 

 

模擬ドラフト参加と結果発表(DeNA編)

こんにちは!セスです!!

今回は少し前ですが7月27日に行われた模擬ドラフトに参加してきたので、そこでの結果と指名の意図について書きたいと思います。

まず最初に参加した模擬ドラフトの紹介から!!

参加したのは「まぐ」さんという方が運営している「まぐのブログ」で行われた「2019年 第2回模擬ドラフト」です。毎回参加させて頂いていますが、今回は横浜DeNAベイスターズ埼玉西武ライオンズの2球団を担当しました。

こちらでは横浜DeNAの指名結果と意図について書きたいと思います。西武編も書きますのでそちらもご覧ください。

また、全体の指名結果が気になる方や過去の結果が気になる方はぜひ「まぐのブログ」(https://ameblo.jp/torimagu/)をご覧ください!!

 

横浜DeNAの指名結果!!

1位 奥川 恭伸  投手  星稜高校

2位 郡司 裕也  捕手  慶応義塾大学

3位 大西 広樹  投手  大阪商業大学

4位 上野 響平  内野手 京都国際高校

5位 清水 大成  投手  履正社高校

6位 中川 一斗  投手  JFE西日本

7位 長谷部 大器 内野手 愛知大学

8位 カレオン ジョニル マラリ 外野手 福島レッドホープ

 

では指名の考察に際してまずDeNAの年齢分布をみていきます。

 

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2019 横浜DeNA年齢分布

 …小さくてごめんなさい。表にするとどうしても汚くなってしまうのでスクリーンショットを張ることにしました。画像をクリックすれば拡大されて何とか見れるはず…。

 

と画像の件はここまでにしてここから各ポジション別の年齢分布から見る補強ポイント!!!

・右投手(支配下26名、育成2名、計28名)

30以上のベテランは少ないが満遍なく各年代に選手がいる。しいて言うならば京山と同年齢の投手がいないが前後に中川虎、阪口、上茶谷、飯塚らがいるので問題はない。

・左投手(支配下11名、育成1名、計12名)

こちらは30以上がいない。だが20代は満遍なく各年代に1~2名の選手がおり薄いところはない。昨年は高卒左腕の獲得はなかったため最年少櫻井の下はいないのでバランスを考えるなら獲りたいところ。

・捕手(支配下6名、育成1名、計7名)

山本と嶺井の間が広く空いており、間の年代の捕手の獲得は必要。年齢的に大卒、社会人の捕手が適当か。

内野手支配下17名)

 23歳以下の左打が百瀬のみ。最年少知野が20歳ということを見ると高卒野手を獲得か。24~27の打者は4名と少なく左打が多いのでこの年代の右打もあるか。

・外野手(支配下10名)

桑原、青柳、細川以外は左打者と右打が不足。細川の前後がいないので高卒かそれに近い年齢の獲得がバランス的にはベスト。

 

あとこちらは参考程度に横浜DeNA(横浜時代も合わせて)の過去10年のドラフトのポジション別、出身別の表です。その年の候補にもよりますし、補強の状況にもよりますのであくままでも参考程度でお願いします。

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ポジション別

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出身別

ここからは現状を踏まえ、ドラフトを考えていきたいと思います。

・先発

今永を中心に上茶谷、大貫、濱口、平良ら若い先発陣が揃う。石田も先発に復帰、東の1軍復帰、京山、阪口、中川虎ら高卒右腕の成長とリーグでも屈指の陣容だが、一方で怪我や不調で毎年ローテーションが揃わないのも事実。また1年間守り切るのも難しいので継続的な獲得が必要。櫻井がリリーフとして頭角を現したことで若手左腕に育成段階の先発候補がいないので高卒左腕の獲得がおすすめ。

・救援

三上の手術。砂田、パットンの不調と昨年を支えたリリーフ陣が難しい状態の中、エスコバーと三嶋が躍動。国吉、武藤、藤岡の右腕3枚も堅実な仕事ぶり。左腕では櫻井が1軍の切符を実力で勝ち取った。齋藤、笠井らも台頭してきているが、左が少ないので左のワンポイントができるような大学、社会人の投手は必要。

・捕手

正捕手伊藤光の離脱後、嶺井、戸柱が支えているが層の薄さは否めない。怪我もあり捕手の人数が足りなくなったことで靏岡コーチと育成契約をするなど人数的にも獲得すべき。山本、益子は育成段階であり、2軍での出場機会の確保も考えると大卒、社会人捕手が必要か。伊藤光はFA権有。

内野手

レギュラーは全員が30台。準レギュラーも石川、中井とベテラン。中堅で1軍で出場しているのが柴田のみ。(佐野は外野手扱い)昨年、1位で小園海斗を入札したことや大河、百瀬の伸び悩み、知野のタイプ(個人的には将来はサード)を考えると上位で高卒遊撃手、中位~下位で即戦力の二遊間の獲得が必要。

・外野手

筒香がポスティングの可能性。桑原、神里、佐野、乙坂ら24~25歳に主力が多く、楠本、細川らも順調に育ってきていることから補強は必要なさそうに見えるが、23歳以下の若手が細川、青柳、宮本のみ。細川を1軍メインで使っていくこととなると下位~育成で狙っていても良い。

 

退団予想(赤字は育成選手)

・投手

バリオス、ソリス、平田、田村、寺田、中後、田中健(育成契約)、綾部(育成契約)

・捕手

靏岡

内野手

狩野、中川大、飛雄馬

・外野手

青柳(育成契約)

支配下12名、育成契約1名、計13名

 

上記の補強ポイントを考えて模擬ドラフトへ臨んだ。

 

1位 奥川恭伸 投手 星稜高校

想定 奥川>佐藤都>太田or立野>森

1位入札候補に挙げていたのが佐々木、奥川、森下、河野の4名。圧倒的プロスペクトの存在は大きく、左腕の充実、先発、リリーフ共に揃ってきていることから佐々木、奥川の2名に絞った。佐々木は12球団で唯一DeNAだけが予選にスカウトを派遣しておらず、現時点での興味は薄いと思われる。奥川は1年目から1軍で使えそうな完成度の高さ。変化球の精度が課題ではあるが、変化量、キレと申し分なく、直球の質、フィールディングと高水準。セリーグということで打撃にも期待。まさに超高校級と呼ぶにふさわしい投手。先発として早い段階で1軍を経験させたい。

奥川を外した場合は佐藤都を指名予定。佐々木、森下は競合。河野は左腕が欲しい球団が単独指名という想定。大卒捕手の必要性、捕手がだめでも外野手として筒香の後の主軸にということで投手より優先度が高いと考えていた。その後の優先度は 記載の通り。

 

2位 郡司裕也 捕手 慶応義塾大学

想定  森>郡司>武岡>海野

この順位では高卒トッププロスペクトの遊撃手or大卒捕手の獲得を予定。森は西武が指名したため郡司を指名した。日本ハムの指名対策もある。

前述の通り、伊藤にFAの可能性、離脱後の層の薄さから優先度の高い大卒捕手の中で最も総合力が高いのがこの郡司だ。ブロッキングフレーミングと守備面の技術が非常に際立っている。横浜DeNAの捕手陣に1番足りない部分でこれがきっちりできる捕手は貴重。肩は海野、打撃は佐藤都と同世代の捕手に上位選手がいるが、上記の通り守備の技術はNO.1。打撃がプロの世界に適用できるかが1軍定着のカギになりそうだが、守備だけで1軍に置く価値はあると思う。

郡司以降の優先度にしていた武岡、海野は先に指名されており、結果的に2番目の位置づけにしていた郡司の獲得は正解だと感じた。もしも郡司が指名できなかった場合、大体大出雲を下位で指名予定だった。

 

3位 大西広樹 投手 大阪商業大学

 想定 大西>原田>岡野

ここの枠は即戦力先発右腕の獲得を予定。過去のドラフトをみても加賀、三嶋、井納、今永ら1年目から先発として投げている投手は3位以内で指名されており、継続して即戦力投手の獲得は必要と判断しているのでこの順位での指名となった。

大西は関西NO.1の大学生投手。全日本大学野球選手権でも好投した。奪三振率、四死球率と良い数字を残しており大学4年間で24勝2敗と勝ち方を知っている。エーススピリットと称される強いメンタルも魅力。阪神との交流戦で好投し、メッセンジャーから絶賛されたのもプラス。

年齢層的にも大卒投手が欲しかったので残ってくれてよかった。大西以降は少し大学選手権で評価を下げた原田、社会人3年目で格段に良くなっている岡野を指名予定。(東芝が2人出してくれるかはわからないけど…)

 

4位 上野響平 内野手 京都国際高校

想定 上野

4位は上位で高卒遊撃手が確保できなかった場合上野と最初から決めていた。5位以降でも残っていたかもしれないが、自分の評価ではここがぎりぎりのライン。

上野の魅力はなんといってもその身体能力。守備では一歩目の動きだしが速く、深いところからでも正確な送球。肩の強さに走力も一級品。打撃も小柄ながら大きいあたりも放つ意外性。現時点では完成度が高いとは言えず走塁死等のミスも見られるが今宮(ソフトバンク)のような成長が期待できる。

上野が指名済みの場合、韮澤や川野を指名する予定だったが自分がどうしても欲しかったのが上野だった。

 

5位 清水大成 投手 履正社高校

この順位からは想定がなく高卒左腕、即戦力左腕(リリーフ)、即戦力遊撃手から自分が評価している選手で残っている選手を指名。

5位では高卒左腕清水。制球がよく、変化球でも内外の出し入れやひざ元へコントロールできる。剛球を持っていても制球力不足でプロで苦労する投手も多いので大きなプラス。投球テンポも良く、制球力と相まって打球を予測しやすいので守備にも好影響。

昌平米山や横浜隼人佐藤、広陵石原等も候補に挙げていましたがコントロールの1点を重視したので清水に落ち着きました。

東、濱口、今永とチームを支える左腕は170cm台。身長がなくても活躍できるメソッドを教われるのもプラス。櫻井の下の左腕でバランスもとれる。

 

6位 中川一斗 投手 JFE西日本

ここは即戦力リリーフ左腕の中川一斗。都市対抗で優秀選手賞を獲得した左腕の武器はストレートの伸びと切れ味鋭いスライダーとツーシーム。低めの制球も安定しており1イニングなら開幕から使えそう。先発として徐々にスタミナもついてきているのでブルペンデーの先発なんかも似合う。

大社の左腕では他に仙台大大関日本通運庄司、伯和ビクトリーズ園田等をリストアップ。庄司は直前まで迷ったが球速の面で中川を指名。

東北公益文科大石森も素材としては面白いが制球面の改善が難しそう。

 

7位 長谷部大器 内野手 愛知大学

今年のアマチュアでは段違いの守備力。ポジショニング、グラブの入れ方、スローイング、守備範囲と高レベルで源田(現西武)、大和(現DeNA)を目指せる逸材。課題の打力も春季リーグ戦で本塁打など成長が見える。愛知大学野球連盟2部と中央球界ではまだ名が売れていないが守備要因として早いうちから1軍で使える。

二遊間候補では日本生命諸見里や大阪ガス小深田等実力派の社会人が残っていましたが、現状の選手と比べあまり変わらないかなと思い、守備特化の長谷部を指名した。

正直、惚れ込んでいる選手だから指名したのもあります。

 

8位 カレオンジョニルマラリ 外野手 福島レッドホープ

佐野、宮崎らを発掘した打撃枠。地元神奈川の武相高校出身の19歳は高卒1年目でops.900を超えるなど打撃が開花。先輩方と同じように代打枠からレギュラー取りを目指せる。身体能力抜群なのでとんでもない選手になる可能性も。

若手の右の外野手がいないので花咲徳栄橋本、東海大静岡翔洋畑中、日商学園平野らアスリートタイプの選手を取る予定だったがマラリの圧倒的な魅力に惹かれてしまった。

 左の外野手だが大目にみてほしい。

 

以上で簡単な解説終わります。

最低限の補強ポイントは抑えられたかなと思います。奥川の獲得は本当に大きかった。

突っ込みどころはたくさんあると思うのでご意見をお聞かせください。!!

甲子園展望&注目選手(4日目~)

こんにちはセスです!!

今回は4日目以降の展望と注目選手について書きたいと思います!

それではさっそくどうぞ!

4日目

第1試合 花巻東(岩手)-鳴門(徳島)

層の厚さで10回目の甲子園。西舘、中森の左右の両腕が粘り強く試合を作り、中盤以降負けていても打線がきっちり逆転する。機動力にも自信を持ち相手投手への揺さぶりも忘れない。菊池、大谷もなせなかった東北初の優勝へ。チーム打率は.289と決して高くはない鳴門。打率3割を超える選手はエース西野と4番浦のみ。しかし小技を使いランナーを進め、チャンスを逃さない集中力でノーシードからここまで来た。伝統の「うずしお打線」に火がつくか。予選全完投の西野の投球にも注目。

注目選手:花巻東 西舘勇陽…怪物の系譜。柔らかな腕の振りで最速150㎞。

     鳴門 西野知輝…昨年からエース。低めの制球に自信あり。

 

第2試合 飯山(長野)-仙台育英(宮城)

豪雪地帯からやってきた初出場飯山。エース岡田は制球がよく、常田は勢いのある直球を持つ。タイプの異なる好投手を揃え投球からリズムをつかむ。強豪相手に余計な失点をどこまで防げるか。仙台育英投手力には自信あり。大栄、鈴木に中学総体準Vの笹倉、伊藤が加わり体制が整った。打線も宮城大会準決勝、決勝で二桁得点と実力十分。

注目選手:飯山 常田唯斗…勢いある直球を投げる次期エース。決勝ではサヨナラ打。

     仙台育英 木村航大…甲子園では2番を背負う強肩強打の1年生。打率.300。

 

第3試合 習志野(千葉)-沖縄尚学(沖縄)

春の選抜準優勝の習志野は戦力充実。飯塚、山内らの安定感ある投手陣を兼子、根本、角田ら強力打線が援護。小沢、角田の2年生二遊間は息ピッタリ。美爆音と称される応援はそれ目当てで球場を訪れる吹奏楽ファンが存在するほど。心強い味方と共に今度こそ日本一の栄冠を。沖縄尚学は宮城擁する興南を下し5年ぶりの聖地。.300を超えている6番までで点を取り、延長となった壮絶な決勝を制した勢いで勝利を狙う。外野守備は鉄壁。

注目選手:習志野 根本翔吾…走塁、盗塁の技術が高い。単打と思ったら意外性も。

     沖縄尚学 神里航平…13四死球は全選手中最多。出塁できる理想の1番打者

 

第4試合 高松商業(香川)ー鶴岡東(山形)

春夏連続出場の高松商業。粘り強い打線はここぞの場面を逃さない。長打力も併せ持ち集中すると大量得点も。その点をエース香川が守り抜き選抜を超える2勝以上を。鶴岡東は5試合で50得点の強力打線が売り。レギュラー全体が満遍なく打点をあげており、どの打順でも気を抜けない。ベンチ外の選手も含め全員野球でまずは難敵相手の初戦を突破できるか。

注目選手:高松商業 香川卓摩…選抜で好投。130㎞台でも空振りがとれる速球。

     鶴岡東 丸山連…予選では3戦連続本塁打の長距離砲。投手としても優秀。

 

5日目

第1試合 日本文理(新潟)-関東第一(東東京)

圧倒的な力で新潟大会でのチーム打率は.413。しかしチーム本塁打は2本と長打だよりではなく、.650の長坂、.524の佐藤ら各打者がつなぐ意識で畳みかける。優勝へ挑む日本文理の夏はまだ始まったばかりだ。関東第一は投手のレベルが高い。土屋、谷の両腕はどちらもエース級。打者は1番大久保は7盗塁12得点と足を活かしたプレー。それを3人合わせて22打点のクリーンアップが返す。守備もまとまっていて全体のレベルが高い。

注目選手:日本文理 南隼人…復活のエース。ゾーンのギリギリを攻める投球術。

     関東第一 平川嶺…チームトップの9打点。4番平泉と得点のカギを握る。

 

第2試合 熊本工業(熊本)-山梨学院(山梨)

熊本工業は下位打線の調子の良さが光る。上位打線の調子が悪くても得点がとれるのは大きな脅威。有明浅田、九州学院蒔田と全国クラスの好投手を攻略したことを自信に山梨学院投手陣を打ち込んでいきたい。対する山梨学院も負けずの強力打線。クリーンアップはえぐいレベルなので1、2番が出塁率が上がればさらに得点が増える。強打の対決となるか。

注目選手:熊本工業 田中亮誠…堅実な守備に俊足を活かした攻撃のスピードスター。

     山梨学院 菅野秀斗…バットコントロールが素晴らしい強打の二塁手

 

第3試合 岡山学芸館(岡山)-広島商業(広島)

隣県対決となったこの一戦。おかやま山陽との初戦でサヨナラ勝ちから一気に駆け上がった岡山学芸館。選手自身が考える野球で守備時のポジショニング等自己判断が速く的確。勝負強い打撃陣はリードされても逆転勝ちを呼び込む。お隣の広島商業は厚い投手陣が武器。様々なタイプがおり対応しづらい。打線は好調1,2番以外がどれだけつなげるか。チームトップタイの8打点、恐怖の9番西森にも注目。

注目選手:岡山学芸館 長船滉大…勝負強い頼れる4番。バントも盗塁もお手の物。

      広島商業 西森颯大…主に9番ながらチームトップタイの打点。勝負強い。

 

6日目

第1試合 筑陽学園(福岡)-作新学院(栃木)

選抜ベスト8の実力通り夏も甲子園にやってきた筑陽学園。西舘を中心に豊富な投手陣は様々な運用が可能。代打はあまり使われないがそれはスタメンの打撃を信じているから。チーム打率以上に打つ印象。9年連続出場の作新学院は攻守の要、主将の石井中心にまとまった好チーム。いつでも次の塁を狙う積極性は栃木大会で遺憾なく発揮。猛打で優勝候補佐野日大をコールドで破った勢いで3年前の栄冠を取り戻す。

注目選手:筑陽学園 進藤勇也…後ろに逸らさない安心感に11打点の勝負強さ。

     作新学院 石井巧…広角に打ち分ける打撃技術。日本ハムの兄に負けない。

 

第2試合 東海大相模(神奈川)-近江(滋賀)

初戦最大の注目カード。激戦区神奈川を圧倒した東海大相模は7戦で83得点の重量打線が武器。合計100発を超える2年生トリオを中心にどこからでも長打が出る。投手も絶対的エース不在ながら6枚と層が厚い。近江の核は昨年悔しい思いをしたバッテリー。林の魔球チェンジアップは東海大相模打線も苦労するはず。相手とは対照的に好機を逃さない堅実な打撃も売りの一つ。近江ブルーを身に纏い、まずは優勝候補対決を制す。

注目カードその2。

注目選手:東海大相模 鵜沼魁斗…相模の核弾頭。先頭打者本塁打で流れを決める。

     近江 土田陸空…華麗なハンドリング。住谷、有馬の活躍も彼あってこそ。

 

第3試合 中京学院大中京(岐阜)-北照南北海道

決勝以外すべてコールドと岐阜大会を圧倒的な成績で勝ち上がった。攻撃力のレベルも高いが不後ら投手陣は決勝以外無失点の投手陣も素晴らしい。U-18候補の捕手藤田のリードも光る。上位候補になる可能性があるチーム。北照は悲願の夏の甲子園初勝利を手に入れるべく帰ってきた。チーム打率.360と高いレベルの打撃で相手投手に襲い掛かる。安打をチャンスの場面でもっと打てれば怖さ倍増。勝機は十分にある。

注目選手:中京学院大学 藤田健斗…強肩強打のU-18候補。キャプテンシーも目立つ。

     北照 桃枝丈…エースで4番。チームの勝利は彼が引き寄せる。

 

第4試合 明石商業(兵庫)-花咲徳栄(埼玉)

 こちらも優勝候補同士が激突。選抜ベスト4と堂々の実績を残している明石商業。来田、中森と2年生が話題に挙がることが多いがチームを支える3年生があってこその活躍。投手陣は宮口が帰ってきたことでさらに厚みを増した。本気で優勝を狙う。一方花咲徳栄は伝統の強打が今年も炸裂。強打者を揃えるチームらしく全員が主軸。課題の投手も中津原の台頭で解決。注目カードその3。

注目選手:明石商業 重宮涼…ここぞの場面に強いキャプテン。チームの精神的支柱。

     花咲徳栄 韮澤雄也…歴代の遊撃手と比べても遜色ない。万能型ショート。

 

7日目

第1試合 宇和島東(愛媛)-宇部鴻城(山口)

宇和島東は牛鬼打線に火がつくと止められない。長打を絡めた連打でビッグイニングを演出。エース舩田はコントロールがよく守備にも好影響を与える。宇部鴻城は攻守にまとまっている。満遍なく長打が出る打線の援護を受け池村が相手打線を抑え込む。山口大会8エラーの守備を向上させ、ベスト4全てがノーシードと荒れた大会を制した実力を示したい。

注目選手:宇和島東 東海林佑亮…トップタイの7打点。中軸の後のポイントゲッター

      宇部鴻城 池村健太郎…直球からは確かな資質。強肩外野手としての姿も。

 

第2試合 海星(長崎)-聖光学院(福島)

 長崎県代表海星は逆転に継ぐ逆転で甲子園へやってきた。ポイントで持っている以上の集中力を発揮し、得点を奪う打線は甲子園でも力を出し切れるか。守備も大会終盤では安定してきた。戦後最長となる13年連続出場の大記録を達成した聖光学院は例年に比べ個の力はない。しかし堅実な野球を心がけ基本に忠実にプレーすることで今年も帰ってきた。普段通りのプレーで最高成績を。

注目選手:海星 太田勇新…九州でも指折りのスラッガー。調子を取り戻したい。

     聖光学院 小室智希…昨年からレギュラー。チームを引っ張る1番打者。

 

第3試合 智辯学園(奈良)-八戸学院光星(青森)

坂下、塚本、田中ら強打の打者が揃う智辯学園。奈良大会12本塁打の猛打で相手をノックアウトできるか。4番に座る前川右京ら3人の実力派1年生にも注目だ。誉に圧勝で2回戦に進んできた八戸学院光星相手の難しいゲームを制するのは果たして。

注目選手:智辯学園 坂下翔馬…和声アルトューベ。体格からは想像できない打球。

 

以上が全出場校の紹介&初戦の展望となります!!

8月に甲子園で野球ができる高校生はこの49校の中の18名だけ…。

ベンチ入りできなかった部員たち、応援団、吹奏楽部、保護者、学校関係者、OB・OG、地域の方々、地方大会で敗れた選手たち、その他多くの方々の想いを背負い、全チームが心残りなく全力でプレーできることを願っています!

甲子園予想と展望&注目選手(~3日目)

こんにちはセスです!

甲子園の組み合わせも決まりいよいよ令和初の頂点を決める大会が始まります!

今回は事前に自分がやっていた出場校予想の答え合わせ、組み合わせと展望に注目選手、個人的な優勝予想をしようと思います!

長くなりますがお付き合いいただけるとすっごくうれしいです!!

ではまず答え合わせから!!

地区 予想 出場校  
北北海道 旭川 旭川  
南北海道 東海大札幌 北照  
青森 八戸学院光星 八戸学院光星  
秋田 秋田修英 秋田中央  
岩手 花巻東 花巻東  
山形 酒田南 鶴岡東  
宮城 仙台育英 仙台育英  
福島 聖光学院 聖光学院  
茨城 霞ヶ浦 霞ヶ浦  
栃木 作新学院 作新学院  
群馬 前橋育英 前橋育英  
埼玉 花咲徳栄 花咲徳栄  
千葉 習志野 習志野  
東東京 関東一 関東一  
西東京 東海大菅生 国学院久我山  
神奈川 東海大相模 東海大相模  
山梨 山梨学院 山梨学院  
新潟 北越 日本文理  
富山 富山国際大付 高岡商業  
石川 日本航空石川 星稜  
福井 福井商業 敦賀気比  
長野 飯山 飯山  
岐阜 岐阜第一 中京学院大中京  
静岡 東海大静岡翔洋 静岡  
愛知 東邦  
三重 津田学園 津田学園  
滋賀 光泉 近江  
奈良 智辯学園 智辯学園  
京都 京都国際 立命館宇治  
和歌山 市和歌山 智辯和歌山  
大阪 履正社 履正社  
兵庫 明石商業 明石商業  
岡山 創志学園 岡山学芸館  
広島 広陵 広島商業  
鳥取 鳥取城北 米子東  
島根 大社 岩見智翠館  
山口 宇部鴻城 宇部鴻城  
香川 高松商業 高松商業  
徳島 富岡西 鳴門  
愛媛 帝京五 宇和島東  
高知 高知 明徳義塾  
福岡 真颯館 筑陽学園  
佐賀 佐賀商業 佐賀北  
長崎 長崎商業 海星  
大分 大分 藤蔭  
宮崎 富島 富島  
熊本 有明 熊本工業  
鹿児島 鹿児島城西 神村学園  
沖縄 興南 沖縄尚学

 

49校中21校、約43%の正答率でした!

本気で予想したのですが結果は微妙…。高校野球は予想通りいかないので面白いのですが…。石川や和歌山の代表を素直に予想していればもっと正答率も高くなったはず…。

逆に長野の飯山を当てたのは自分でもびっくりです!!決まった時は思わず声をあげてしまった笑

初出場校、久しぶりの出場校、強豪校、古豪とバランスよく揃い今年も楽しみなラインナップです。

 

ではここからそんな出場校と注目選手を組み合わせ順に見ていきます!

長くなるので今回は3日目までの紹介!!4日目以降は明日以降に紹介します!!

1日目

第1試合 八戸学院光星(青森)ー誉(愛知)

3季連続準優勝の経験のある強豪と激戦愛知を勝ち上がった新進気鋭の初出場校の開幕ゲーム。青森大会6戦で72得点15本塁打と打線が猛威を振るった八戸学院光星。近藤が6本、原が5本と主軸に火が付いたら止められない。対する誉は愛知大会で失点は4点までに抑え、安定した試合運び。並みいる強豪校を撃破した勢いそのままに強豪に挑む。炎天下の中、8試合を戦い抜いたスタミナも強さの1つ。誉主将の林山は選手宣誓の大役を務める。

注目選手:八戸学院光星 武岡龍世…歴代トップクラスのセンス。美しい守備は必見。

     誉 澤野聖悠…愛知を代表する強打者。守備でも柔らかい動きを見せる。

 

第2試合 佐賀北(佐賀)ー神村学園(鹿児島)

九州対決となった1戦。佐賀北は甲子園優勝投手の久保監督を迎えて初の甲子園。送りバントスクイズを用いた丁寧な野球で再び「がばい旋風」を巻き起こす。相手の神村学園は先制されてもあわてない。松尾主将の言う通り粘りの野球で昨年の初戦敗退から甲子園に戻ってきた。薩摩隼人の力を見せられるか。

注目選手:佐賀北 川崎大輝…予選4完投のエース。8番ながら打率.417と打撃も良い。

     神村学園 森口修矢…神村に憧れ明石から入学した強打のリードオフマン

 

第3試合 高岡商業(富山)ー石見智翠館(島根)

冬場に振り込んで力負けしないスイングを手に入れた高岡商業。2015年の関東一との壮絶な打ち合い、昨年の大阪桐蔭との投手戦と記憶に残るゲームが多い同校には今年も好ゲームを期待。相手は旧江の川の岩見智翠館。「超本気」を掲げ野球以外にも全力で取り組んだ。強打の相手に強打で対抗できる打線に期待大。兄弟二遊間にも注目。 

注目選手:高岡商業 堀裕貴…強打の高岡商業打線で4番を打つ。投手としても剛球。

     岩見智翠館 関山和…兄弟二遊間の弟。1年生ながらレギュラーとして.364

 

2日目

第1試合 履正社(大阪)-霞ヶ浦(茨城)

優勝候補に大会屈指の好投手が挑む。履正社エース清水、主砲井上、正捕手野口とプロも注目する逸材だらけ。春の雪辱を果たすべく高い総合力で頂点を狙う。岡田監督の高速ノックにも注目。霞ヶ浦は成長著しいエース鈴木寛人と4番を打つ山本の二枚看板が安定。打線も長打こそ少ないが繋いでビッグイニングを作る。注目カードその1。

注目選手:履正社 井上広大…スイングで相手を圧倒する右の大砲。甲子園でも一発を

     霞ヶ浦 鈴木寛人…長い腕からしなやかな腕の振り。直球の質が高い。

 

第2試合 静岡(静岡)-津田学園(三重)

公立の雄、静岡を甲子園まで導いたのは堅い守備。攻撃でもバントを多用し東海大静岡翔洋駿河総合等との難しい試合を勝ち切った。相羽、斎藤來の調子が上がれば得点力もアップ。津田学園は同校史上最高戦力といわれる充実度。前、降井等投手陣は決勝戦以外無失点。打線も春より格段にレベルアップ。優勝のダークホースになれるか。

注目選手:静岡 神谷侑征…チームトップの6打点と6犠打。重要な繋ぎの2番打者。

     津田学園 前佑囲斗…プロ注目の本格派右腕。伸びのある速球に注目。

 

第3試合 星稜(石川)ー旭川大(北北海道)

奇しくも昨年タイブレークで敗れた両校の対決。タレント揃いの星稜には奥川、寺沢、寺西の好投手が集まる。上位打線に攻撃の調子が出てくれば全国制覇は夢ではない。昨年の逆転サヨナラ満塁弾の悪夢を晴らす。旭川大は予選で失策1と鍛え上げた守備で流れを作りたい。準決勝、決勝と9点差をつけた攻撃力も見逃せない。チャンスを逃さず大会NO.1投手を打ち崩せるか。

注目選手:星稜 奥川恭伸…全てがトップクラスの大会NO.1。圧倒的な投球を見せる。

     旭川大 持丸泰輝…チャンスに強い頼れるキャプテン。強肩強打の扇の要。

 

第4試合 秋田中央(秋田)-立命館宇治(京都)

45年ぶり出場と37年ぶり出場の久しぶりの甲子園対決。秋田中央の中心は1年生捕手。

圧倒的な力はないが選手全員がやるべきことを冷静に判断できる。こういうチームは侮れない。秋田商業金足農業に続き秋田勢の躍進を見せたい。立命館宇治福知山成美龍谷大平安、京都国際と優勝候補相手の死闘を制しここまで来た。2年生が上位打線を支え3年生もそれに負けない活躍。退任する部長と最後の夏を1秒でも長く戦う。

注目選手:秋田中央 野呂田漸…打率、安打、打点等でチームトップの脅威の1年生。

     立命館宇治 高木要…不調の森井に代わり5試合完投のエース。鋭い変化球

 

 3日目

第1試合 米子東(鳥取)-智辯和歌山(和歌山)

近年苦戦が続く鳥取勢。しかし28年ぶり出場となる米子東は秋季中国大会準優勝、今春山陰大会優勝と実績を積み重ねてきた。強力打線の智辯和歌山相手だけに打ち合いに持ち込みたい。下位打線になるとガクっと落ちる攻撃力が不安材料。その智辯和歌山は黒川、東妻らを擁し1試合平均8点、5試合で1失点と他を圧倒。強打の智辯和歌山のイメージの通り打ち合いなら望むところ。魔曲「ジョックロック」は今年も甲子園に轟く。

注目選手:米子東 岡本大翔…189㎝の大型ショート。夢の舞台で本塁打を見たい。

     智辯和歌山 黒川史陽…1年夏からメンバー入りの打撃の天才。選球眼良し

 

第2試合 明徳義塾(高知)-藤蔭(大分)

名将馬淵監督率いる明徳義塾は総合力で勝負。ベンチ入りしたほぼすべての選手が試合によって出場し絶対的レギュラーは少ない。だからこそ誰が出ても活躍できる。名門の意地を見せる。連続出場の藤蔭は打力の成長で得点力が向上。投手以外は.300を超える高打率を誇る。その打棒で今年こそ1勝をつかみ取りたい。

注目選手:明徳義塾 安田陸…名門明徳の4番。自慢のパワーにリードも○

     藤蔭 樋口昇樹…チームに勢いを呼ぶ好打者。大分大会で.400、4盗塁。

 

第3試合 前橋育英(群馬)-国学院久我山西東京

関東対決となった一戦。初出場初優勝の2013年以来常連校となった前橋育英は積極的な守備が光る。点を与えない野球でロースコアの試合が多かった群馬大会を勝ち抜いた。一方の国学院久我山は勉強に力を入れる学校方針へ変わっていく中で少ない練習時間を効率的に使い、28年ぶりにここへ帰ってきた。攻守の要宮崎を中心に粒ぞろい。競合相手にひるまず勝ち切ってきた精神力で優勝経験校を下せるか。

注目選手:前橋育英 丸山大河…好球必打で勢いをもたらす。得点のカギとなる選手。

     国学院久我山 宮崎恭輔…都選抜にも選ばれたチームの核。攻守に輝く。

 

第4試合 敦賀気比(福井)-富島(宮崎)

福井商業小林、丹生玉村といった好投手が揃う福井大会を勝ち抜いて敦賀気比は甲子園へ。主軸の3年生の調子が上がりきっていないがそれでも打線は強力。投手陣は継投で相手に的を絞らせない。富島は夏初出場。強豪校が悉く序盤で敗れる波乱の大会を制した実力は本物。宮崎大会では全試合で先制点を奪う先手必勝野球。甲子園でもそれが継続されるかにも注目。

注目選手:敦賀気比 木下元秀…野手に絞った元エース。引っ張る豪快な打撃は見事。

     富島 黒田直人…送球までの動きが滑らか。冷静にチームを鼓舞する捕手。

 

そして4日目以降の解説がまだですが優勝予想!!

理由は明日から甲子園が始まってしまうため(もっと早く始めればよかった…)

まずはベスト8予想!

 作新学院(栃木)
 東海大相模(神奈川)
 明石商(兵庫)
 八戸学院光星(青森)
 津田学園(三重)
 星稜(石川)
花巻東(岩手)
 習志野(千葉)

そしてズバリ今年の優勝校は………東海大相模!!!

圧倒的打力のチームですが投手も遠藤を含め6名!圧倒的な層の厚さです。

地元の贔屓目もありますが今年の東海大相模は相当です1

鬼門は初戦の近江戦。しっかり勝ち切って予想を現実にしてくれ!!

2019年ドラフト候補 社会人野手

こんにちは‼セスです!

こちらでは社会人野手のリストを公開です!

1年目から即戦力の期待を背負う社会人選手、ぜひ一度自分の目で確かめてみてください。

それではリストです!!

 

 

名前 年齢 ポジション 所属 出身校 投打 身長 体重 評価 寸評
保坂 淳介 24 捕手 NTT東日本 佐野日大・栃木→中央大・東都大学 右右 180 88 B 守備面の評価が高い強肩捕手。大学時代は長打力も評価されており大学通算6本塁打
小林 遼 24 捕手 JX-ENEOS 仙台育英・宮城→富士大・北東北大学 右左 172 75 C 大舞台での経験が彼を大きくした。小さい体でも相手にプレッシャーを与える打撃。
柘植 世那 22 捕手 Honda鈴鹿 高崎健康福祉大高崎・群馬 右右 174 83 C 後ろには逸らさない。無理な体勢からでもきれいなスローイング。高校時代の打撃を思い出したい。
大川 拓巳 22 捕手 永和商事ウイング 浦安・千葉 右右 182 86 C 座って投げてもランナーを刺せる超強肩。打撃も大事な場面でタイムリーを打てるようになるなど成長中。
福井 圭祐 25 捕手 日本製鉄広畑 共栄学園・東京→姫路獨協大阪神大学 右左 175 74 C 面で捉えたキャッチングの音は投手をのせる。投手を最大限に考えたリードは安心感抜群。
片山 勢三 24 一塁手 パナソニック 門司学園・福岡→九州国際大・九州六大学 右右 176 102 C 社会人NO.1スラッガーも今年は苦しんでいる。山川(現西武)、井上(現ロッテ)らの系譜に乗れるか。
小深田 大翔 24 二塁手 大阪ガス 神戸国際大付・兵庫→近畿大・関西学生 右左 168 67 B スピードが持ち味の遊撃手。シュアな打撃もツボにはまればスタンドイン。たまに集中力が欠けるのがたまにきず。
法兼 駿 25 二塁手 パナソニック 高知・高知→亜細亜大・東都大学 右左 174 80 C 打撃が評価されるが確かな守備力は流石ドラフト候補。高校では明徳義塾戦で松井(元巨人)以来の5打席連続敬遠。
原澤 健人 24 三塁手 SUBARU 前橋工業・群馬→東洋大・東都大学 右右 183 97 C パワー、ミートと打撃は即戦力クラス。指名は守備次第か。内田(現楽天)にライバル心を燃やす。
稲垣 誠也 24 三塁手 日本通運 明豊・大分→中部学院大・東海地区大学 岐阜 右左 168 63 C 社会人日本代表候補のユーティリティープレイヤー。小技も使えるアベレージヒッター。守備も良し。
諸見里 匠 24 遊撃手 日本通運 沖縄尚学・沖縄→國學院大・東都大学 右右 170 75 B 圧倒的な守備力で失点を防ぐダイヤモンドの守護神。殺せない打球はないといっても過言ではない。
糸野 雄星 21 遊撃手 JR東日本 明秀日立・茨城 右右 173 76 C 明秀日立では細川(現DeNA)、芳賀(現上武大)と強打のトリオを結成。内角の捌きが上手い。伸びしろ抜群の高卒3年目。
土谷 恵介 24 遊撃手 鷺宮製作所 前橋育英・群馬→中央大・東都大学 右左 175 74 C バントに走塁と器用にこなすチームに一人はいてほしい選手。打撃も巧な技術で守備の間を抜く。
小豆澤 誠 24 遊撃手 JX-ENEOS 飛龍・静岡→上武大・関甲新学生 右左 170 70 C 守備に打撃に魅せるプレーも安定感のなさでスタメン落ちも見られる。タイプ的にはプロ向きか?
伊藤 ヴィットル 24 遊撃手 日本生命 本庄第一・埼玉→共栄大・東京新大学 右左 177 76 C 身体能力抜群の日系3世。特に走力は一塁到達3.6秒ほどと素晴らしい。バッティングにも安定を。
石黒 凌 24 外野手 日本製紙石巻 北海学園札幌・北海道→星槎道都大・札幌学生 右右 180 83 C 今年の振りは明らかに違う。冬場に振り込んだ成果で持ち前の長打力がさらにアップ。強肩も披露。
笹川 晃平 25 外野手 東京ガス 浦和学院・埼玉→東洋大・東都大学 右右 182 86 B 昨年はまさかの指名漏れ。打撃はアマトップクラス。走塁、守備にもスキはないワンランク上の総合力。
佐藤 直樹 21 外野手 JR西日本 報徳学園・兵庫 右右 177 78 B 強肩強打とはこの選手。全ての基本が力強い。打率を上げてくれば将来的にトリプル3も期待できる。
原田 拓実 21 外野手 JR西日本 秀岳館・熊本 右左 173 72 C 堅守俊足で高校時代から活躍。盗塁を決められる貴重な選手。先輩宮本(現DeNA)のように青田買いでのプロ入りがあるか。
 

2019年ドラフト候補 社会人投手

こんにちは‼セスです!

今年の都市対抗野球JFE東日本の初優勝、須田投手のMVPで幕を閉じ、遅くなりましたが社会人の投手編を載せます。

高卒3年目の投手に注目が集まる今年の候補たち。ではリストです!!

 

名前 年齢 所属 出身校 投打 最高球速 身長 体重 評価 寸評
小木田 敦也 21 TDK 角館・秋田 右右 152 173 78 B スライダーのキレは抜群。力強いストレートは強気に攻める投球でこそ活きる。
小島 康明 27 きらやか銀行 下妻二・茨城→東京農業大・東都大学 右右 146 178 84 B 独特の変化を見せる「オジ・チェンジ」が武器。投球術で三振を奪える好投手。年齢は高めだが1年目からフル回転できそう。
高橋 史典 26 SUBARU 修徳・東京→立正大・東都大学 右右 153 182 82 B 勝負どころで内角、外角の使い分けを可能にする制球力。ストレートで押していく即戦力リリーバー候補。
飯田 晴海 24 日本製鉄鹿島 常総学院・茨城→東洋大・東都大学 右右 147 175 72 B 確かなコントロールにディフェンス面も高いレベル。常総学院東洋大と強豪でエースの座を獲得してきた経験も大きい。
東野 龍二 24 HONDA 履正社・大阪→駒沢大・東都大学 左左 140 175 82 C 制球の良いサウスポーはそれだけで貴重。MAX140㎞ながらスローカーブやチェンジアップで緩急も付けられる。
本田 健一郎 24 JFE東日本 日大鶴ケ丘・東京→武蔵大・首都大学 右右 150 170 74 C JFE東日本の小さなエース。ストレートの質に小気味よい変化球を織り交ぜる。大学で急成長した。
和田 悠佑 24 日本通運 聖光学院・福島→富士大・北東北大学 右右 135 176 70 B 正統派のアンダースロー。コントロール抜群。下手投げ特有の浮き上がる球筋で変幻自在の投球。
庄司 拓哉 25 日本通運 東海大相模・神奈川→横浜商科大・神奈川大学 左左 137 172 73 C 変則サイドのサウスポーはいるだけで貴重。スライダー、ツーシームと使える変化球も多く、即戦力リリーバーに。
太田 龍 21 JR東日本 れいめい・鹿児島 右右 153 190 92 A 高卒3年目の本格派。高校時代から評判の直球でぐいぐい押せる投球が武器。マウンド度胸も素晴らしい。
西田 光汰 21 JR東日本 大体大浪商・大阪 右右 147 180 80 B スライダーを中心にどの変化球のキレも抜群で空振りを奪える。まだまだ伸びしろ十分。打者にアタックする。
山口 裕次郎 21 JR東日本 履正社・大阪 左左 145 180 87 C 高校時代はプロの指名を拒否。入社後はフォーム探しに苦しんだがようやく安定。
小又 圭甫 24 NTT東日本 千葉英和・千葉→國學院大・東都大学 右右 154 182 85 B 150㎞台連発の速球派。肘の使い方が柔らかく、速球の威力も抜群。手術の経験があるが大丈夫そう。
熊谷 拓也 24 NTT東日本 平塚学園・神奈川→法政大・東京六大学 右右 152 180 85 C 最速152㎞のノビは直球だけで押していけるほど。スライダーも決め球として使える。
高橋 京介 26 オールフロンティア 本荘・秋田→青山学院大・東都大学 左左 133 176 81 C QS達成率が高く、試合を崩さない。球速こそないが投球術で相手を幻惑。負けない投球は強豪にも通用する。
大場 遼太郎 24 JX-ENEOS 日大三・東京→筑波大・首都大学 右右 150 168 73 C 力強い投球は社会人屈指。力で押す投球はわかっているだけにそれ以外の部分の進化を。
宮川 哲 24 東芝 東海大山形・山形→上武大・関甲新大学 右右 154 177 80 A カットボールはプロでもいないレベルのキレ。勝負所でのギアチェンジも投球の上手さ。ストレートも高評価。
岡野 祐一郎 25 東芝 聖光学院・福島→青山学院大・東都大学 右右 149 180 85 B 昨年は指名漏れも自分を見つめなおしレベルアップ。直球の質は格段に上がり、まさにエースと呼ぶにふさわしい迫力。
浜屋 将太 21 三菱日立パワーシステムズ 樟南・鹿児島 左左 145 175 77 C 高い奪三振率とコーナーを突ける制球力。スライダーとストレートのコンビネーション。
平尾 奎太 25 Honda鈴鹿 大阪桐蔭・大阪→同志社大・関西学生 左左 145 188 90 C 難病を克服し蘇った社会人3年目の実力派。決め球のチェンジアップ他変化球を操りこなす。良い投手のお手本。
瀧中 瞭太 24 Honda鈴鹿 高島・滋賀→龍谷大・関西六大学 右右 152 180 90 C どっしりとした体格から思い切りのいい直球。フォークも組み合わせ、強気にガンガン攻めて三振を奪う。
小久保 気 24 西濃運輸 鹿児島玉竜・鹿児島→四国学院大・四国地区大学 右左 148 179 81 C 大学選手権での完封劇とサヨナラボークは印象的。ストレートの気迫で勝負ができる。変化球も及第点。
堀田 晃 25 西濃運輸 松山商業・愛媛→大阪学院大・関西六大学 右右 149 180 83 C 低めへの制球力は抜群。スーッと糸を引くように伸びるストレート。プロ入りを熱望し、今年をラストチャンスとする。
立野 和明 21 東海理化 中部大第一・愛知 右右 152 181 83 A 全身を余すとこなく使ったフォームから鋭い腕の振り。スプリット、フォーク等の落ちる球が使えるのも良い点。
嘉陽 宗一郎 24 トヨタ自動車 松山聖稜・愛媛→亜細亜大・東都大学 右右 147 187 87 C 長身から振り下ろす直球の回転は非常にきれい。変化球の精度も高く、自慢のコントロールでストライクゾーンを攻める。
緒方 太地 23 ヤマハ 福岡工業・福岡→沖データコンピューター教育学院 右右 151 185 84 B アピールポイントはわかりやすく剛球。課題もわかりやすく制球力だったが今年度は改善されている。
水野 匡貴 24 ヤマハ 静岡・静岡→明治大・東京六大学 右右 148 183 83 C 腕の振りや、体重移動等フォームの完成度には定評がある。フォークは千賀(現ソフトバンク)のような落差。
岩本 喜照 25 日本新薬 常葉菊川・静岡→九州共立大・福岡六大学 右右 153 187 84 B 直球の質にこだわり磨き上げた。速球派だがコントロールも良い。先発、リリーフどちらでも即戦力。
高橋 拓巳 25 日本生命 前橋育英・群馬→桐蔭横浜大神奈川大学 左左 148 176 75 C インコースに決まるストレートは見ていて気持ちいい。チェンジアップはタイミングを外すがもう一つ決め球が欲しい。
阿部 翔太 27 日本生命 酒田南・山形→成美大・京滋大学 右左 150 178 78 B 強豪日本生命のエース。肩痛を乗り越えて社会人で安定した成績を残す本格派。先発で輝ける。
宮田 康喜 23 日本製鉄広畑 姫路南・兵庫 右左 149 181 83 C フォーク、スライダーは決め球として十分通用する。課題の制球も良くなってきており、まだ伸びる期待株。
萩原 僚麻 24 NTT西日本 柳川・福岡→吉備国際大・中国地区大学 右右 150 174 78 C 少し体をひねってから勢いが良い球を投げるサイドハンド。カットボールは実践的なレベル。
河野 竜生 21 JFE西日本 鳴門・徳島 左左 151 174 81 A 今年度の左腕NO.1。状態が悪くても試合が作れる。直球の伸びも素晴らしい。四球も少ない実践派。
中川 一斗 24 JFE西日本 玉野光南・岡山→天理大・阪神大学 左左 145 173 70 C 最速145㎞が信じられないような直球のノビが武器。スタミナには不安があるのでリリーフ向きか。
伊藤 一輝 25 三菱重工広島 中京大中京・愛知→駒沢大・東都大学 左左 147 185 90 C 出てきたのは大学4年から、社会人でも伸び続ける。大柄な体をもう一つ使いこなせるようになれば150㎞もある。
平岡 航 24 伯和ビクトリーズ 鴨沂・京都→京都先端科学大・京滋大学 左左 146 173 62 C まだまだ細身なのは大貫(現DeNA)のよう。だが三振を奪える球のキレの良さは見逃せない。スライダーに注目。
園田 龍矢 25 伯和ビクトリーズ 九州学院・熊本→徳山大・中国地区大学→関メディベースボール学院 左左 150 174 83 C 社会人2年目で投手天候が大成功。投手歴は短いもののストレートで攻めまくる投球にはスカウトも注目。伸びしろあり。
水本 雄也 21 山口防府ベースボールクラブ 藤蔭・大分 右右 150 175 85 C 藤蔭時代は1年夏からベンチ入り。制球力が課題も社会人で150㎞まで伸びた速球、キレのよいスライダー。
濱口 雄大 24 JR四国 高知農業・高知→岐阜経済大・東海地区大学 岐阜 右左 152 177 86 C 快速の言葉が相応しい。腕の振りの良さは自他共に認めるところ。そこから生み出される直球に注目。
内間 敦也 22 沖縄電力 コザ・沖縄 右右 149 173 80 C MAX149㎞とは思えない速球。全力でねじ伏せる、決め球はストレート。